以前にもご紹介したことのある、
5年来の愛車のクロスバイクがFuji ABSOLUTE S。
前記事でも述べた通り、5年間ほぼノーメンテで・・・^^;
と言うことで今更ながら少しずつメンテナンスを。
今回はスプロケットの交換をしてみました。
「スプロケットとは・・・?」
と思われる方もいらっしゃると思いますが所謂「歯車」です。
チェーンが引っ掛かってるとこ。
永らく乗っていれば歯の部分が摩耗します。
摩耗すればチェーンがしっかり噛み合わなくなる訳で。
ちなみに今回はそのチェーンもセットで交換したのですが、
まずはこのスプロケットから。
素人なりに色々調べて頑張ってみました^^;
ここいらのパーツ交換の発端は、
チェーンの歯滑りと言うか歯飛び?と言われる症状のため。
漕いでいるとチェーンが一瞬「カシャン」と外れます。
外れると言うよりは滑っている感じ。
坂道でグッと力を入れた時とか、
段差などを通過する際にちょいちょいその症状が現れます。
その一瞬に何度もヒヤヒヤする訳で^^;
諸説ありますがスプロケットの歯の部分の摩耗、
経年のチェーンの伸びが今回のその要因ではないかと・・・。
5年も交換してなければどちらも該当しますよね。苦笑
で、前置きが長くなりましたが交換作業を。
スプロケットは後輪のホイールに付いているので、
ホイールを車体から外します。
用意するものは、当然ではありますが新しいスプロケット。
そして手の怪我や汚れを防ぐために手袋など。
・・・と、交換用の工具を。
フリーホイールリムーバーとフリーホイールチューナーです。
その他グリスやウェスがあると捗ります。
強いて言えば、あとは交換のための心構え。笑
今まで付いていたスプロケットが、
SHIMANO / CS-HG30-8 11-32Tと言うもの。
で、今回はSHIMANO / CS-HG51-8 11-32T。
8枚の歯車で構成されています。
SHIMANO / CS-HG51-8 11-32T
CS-HG○○-8は8速用。
11-32Tとは一番小さい歯車から、
11-13-15-18-21-24-28-32枚の歯数になっています。
11-28Tだったり11-30Tだったりで、
歯数の構成が変わります。
ここいら少し変えてみたかったのですが、
臆病な自身は冒険できず。笑
今までと同じ構成にしときました。
PWT / フリーホイールリムーバー・フリーホイールチューナーセット
スプロケットを交換の際に必要な専用工具。
左の工具は空転を抑えるため、右の工具は脱着のためのものです。
で、これをこんな感じにセット。
チェーンが付いている方を時計周りに、
もう一方を反時計周りに回すと緩みます。
で、スプロケット外すと見えるのがフリーハブボディ。
自身のはシマノ用ですが、
その他にもカンパニョーロ用などございます。
形状が違うため、交換の際はそこいらお間違えなく。
とは言いつつ大体の自転車はシマノだと思います。
で、新しいスポロケット取り付けます。
先程のフリーハブボディをキレイにして、
グリスを付けたらボディの溝に合せてセット。
なお、一方向でしか入らないようになってます。
よく確認して合せて下さい。
先程の脱着工具で締め付けます。
時計周りにキュッと。
締め込み過ぎには注意とのことです。
自身もよくわかりませんが感覚で・・・。苦笑
気になる方はトルクレンチで正確に。
スプロケットがスムーズに回ることを確認したら、
ホイールを車体に戻して完成。
ピッカピカになりました。
工具さえあれば然程難しくなく、
時間も掛からずに交換することが出来ます。
工具自体もそんなに高い訳ではないので、
自分で交換出来るようになると色々幅が広がりますよ^^
とは言え自転車を動かす大事なパーツ。
場合により命に関わります。
少しでもおかしいと思ったら専門店へ。
交換の際はくれぐれも細心の注意を払って下さい。