日本を代表する世界遺産 日光東照宮。
栃木県日光市の山内に鎮座するお社さんで
東照大権現(徳川家康公)を祀ります。
元和3年(1617)に創建され、
境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む
55棟の建造物が並び、
豪華絢爛な美しさは圧巻です。
その知名度は言うまでもなく
県内、ひいては国内外から多くの方が訪れる、
栃木県のベスト観光スポットだ(•’ ‘•)و✧
関東にお住まいであれば学生の頃に
修学旅行で来たことのある方も多いのでは。
てな訳でこの度、私的には数十年ぶりに
栃木が誇る神域に足を踏み入れました。
素晴らしき極彩色の世界( ˶˙࿁˙˵ )ᐝ
東照宮の見どころをチェックしていこう。
この記事の目次
東照宮の場所とアクセス方法
日光東照宮の場所は
栃木県日光市の山内(さんない)。
栃木県の北西部の山中
日光霊峰の山懐聖地恒例山にあり、
中禅寺湖から流れる大谷川と
女峰山から流れる稲荷川との、
河合いの山岳水明の地に鎮座します。
界隈は飲食店やお土産屋さんが
軒を連ねる観光地。
参拝の際はここいらを
ぶらり歩くのも楽しいですよ。
お車でお出掛けの場合は、
東北道 宇都宮I.Cから日光宇都宮道路経由
日光I.Cを下車、約2kmで目的地。
公共機関をご利用の場合は、
JR日光線 日光駅、または
東部日光線 東部日光駅が最寄りとなります。
駅から2.4km、タクシー5分です( ̄^ ̄)ゞ
駐車場について
駐車場は東照宮の界隈に
有料駐車場が点在しています。
無料駐車場もありますが
東照宮からは少し遠くなるので、
あえて有料駐車場を推しておく。
日光東照宮に近い駐車場をご紹介
有料駐車場と言っても丸一日停めて
どこも500~700円程度です。
参拝の際の予算に入れておこう。
日光東照宮近くの駐車場を
貼り付けておくので参考にして下さい。
お勧めは東照宮大駐車場
公式の駐車場は東照宮大駐車場。
東照宮の東側に位置します。
200台の収容が可能な大駐車場です。
年中無休、普通車一日600円だ。
東照宮 正門まで徒歩わずか3分 ⸜( ‘ ᵕ ‘ )⸝
長い表参道を通らず境内に行けるので
小さなお子様連れの方は特にお勧め。
行楽シーズンは混み合うこともあるので
お時間にゆとりをもってお出掛け下さい。
境内の見どころをチェック
それじゃ日光東照宮 境内の
見どころをチェックしていこう。
全部載せていくと日が暮れるので、笑
抜粋していこうと思います φ(・д・。)
■境内イラストマップ
ちなみに境内はこんな感じのレイアウト。
写真 下側の参道から
上側にある本殿目指して進みます。
この時点でこの記事が
長期戦になる覚悟を決めました( ´,_ゝ`)
参道にある石鳥居から
境内への入口 表門が見えてきます。
■五重塔(ごじゅうのとう)
石鳥居を潜るとすぐ左側に
ひとつめの見どころが姿を現します。
それがこの五重塔(ごじゅうのとう)。
国の重要文化財に指定。
全長は36mで、全国の五重塔の中で
6番目の高さになるんだとか。
慶安3年(1650)に若狭の国(福井県)の
小浜藩主 酒井忠勝公により奉納。
文化12年に火災にあいましたが、
その後文政元年(1818)に同藩主の
酒井忠進公によって再建されたそうです。
東照宮最初の門となる表門(おもてもん)。
国の重要文化財に指定されています。
左右に仁王像が安置されていることから
仁王門とも呼ばれています。
境内に入るには拝観料が必要となります。
表門の横にある拝観券受付所で
東照宮拝観券を購入しよう(*・・)σ【】
今どきの東照宮は
タッチパネルで驚いた。
この日は平日の早い時間に出掛けたので
比較的空いているって思っていたら、
境内に修学旅行生が溢れ返っていたんだ。
今も昔も変わらずに修学旅行先として
しっかり継承されているんですね(。・ω・)
ちなみにこの日居たこども達は
神奈川県の藤沢市から来たんだって。凄
■見ざる・言わざる・聞かざる
境内に入るとすぐに
見どころがやってきます。
かの有名なお猿さんだ。
見ざる・言わざる・聞かざるでお馴染みの
神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)。
国の重要文化財に指定されています。
神厩舎はご神馬をつなぐ厩(うまや)。
昔から猿が馬を守るとされており
長押上には猿の彫刻が8面に彫られています。
二の鳥居から歩を進めると、
■陽明門(ようめいもん)
正面に国宝 陽明門(ようめいもん)が鎮座。
日本を代表する美しい門で、
宮中正門の名を頂いたと伝えられています。
いつまで見ていても見飽きないことから
日暮の門とも呼ばれるそう。
この日は平成の大修理の手の直し工事で
鑑賞できなくなっていたんだ(´-ω-`)アァ・・・
■廻廊(かいろう)
陽明門の左右に延びる建物。
外壁には日本最大級の
花鳥の彫刻が飾られています。
一枚板の透かし彫りには
極彩色が施されていますよ。
陽明門は見学できなかったけど極彩色を
見ることができたので良しとしよう。
■唐門(からもん)
陽明門を潜るとすぐ正面に
国宝 唐門が姿を現します。
全体が胡粉で白く塗られ
細かい彫刻が施されています。
■御本社(ごほんしゃ)
唐門の奥に見えるのが国宝 御本社。
本殿・石の間・拝殿からなる
東照宮の最も重要な場所となります。
例祭をはじめ年中の祭典が斎行。
拝殿左右には将軍着座の間、
法親王着座の間があるんですって。
御本社は入ることもできます。
残念ながら撮影はNGですが
是非、厳かな雰囲気をご堪能下さい。
■眠り猫と雀
御本社から奥社へ向かう道中にも
見どころがひとつ。
それがこの眠り猫。
あまりにも有名ですね。
左甚五郎作として
数々の逸話が伝えられています。
最初は目を開いていたとか
禅の悟りの境地を意味するとか。
猫の彫刻は東照宮以外でも見られますが、
ほとんどは獲物を狙って
殺気をみなぎらせています。
寝ているのは東照宮だけ。
眠り猫の裏側には
竹林に遊ぶ2羽の雀の彫刻が・・・。
ここも見どころ。
お見逃しのないようご注意を!
■奥宮(おくみや)
眠り猫と雀に別れを告げ
東の回廊を進み御本社の裏側へ。
石段を登って行くと
奥宮(奥社)へ通じます。
拝殿・鋳抜門・御宝塔からなる
御祭神(徳川家康公)のお墓所。
国指定の重要文化財です。
家康公からの遺言が記された看板
叶え杉などもあり、
パワースポットとしても有名。
厳粛な雰囲気に息を飲みます(゚A゚;)
■神輿舎(しんよしゃ)
奥社から石段を下り
御本社の西側に目を向けよう。
三基の神輿が納められている
神輿舎が鎮座しています。
これも国指定の重要文化財だ。
中央に徳川家康公、右に豊臣秀吉公
左に源頼朝公の神輿だそう。
天井には狩野派が描いた天人舞楽。
日本一の美人画とされています。
本地堂(薬師寺)の鳴龍
本地堂(薬師寺)の鳴龍も有名ですね。
内陣天井、 34枚のヒノキ板に描かれる
縦6m、横15mに及ぶ龍の天井画です。
お寺の方が拍子木を鳴らすと
龍がキィーンと鳴きます。
龍の真下じゃないと
その音が聞こえない不思議。
是非、ご体感下さい( ;゚д゚)オォ
なお、寺内撮影NGとなっています。
見どころはまだありますが・・・
この他にも境内には鐘楼や上神庫
中神庫、輪蔵や手水舎、
東照宮宝物館や上島珈琲店さんなど、
見どころがたくさんありますが
今回はこれくらいで勘弁しといてやろう。
もうお腹いっぱいでしょ(。-∀-)笑
日光東照宮の御朱印
最後に御朱印をチェックしよう。
日光東照宮の境内で頂ける御朱印は
全部で3つ(3体)ございます。
今回はその中の2つ、
日光東照宮と東照宮奥宮の御朱印を
頂いてきました٩( ‘ω’ )و
日光東照宮の御朱印は、
陽明門を潜って右側にある受付場で
頂くことができますよ。
コロナ禍、書き置きのみ(´-ω-`)
初穂料は500円です。
東照宮奥宮の御朱印は
その名の通り奥宮で頂けます。
こちらも書き置きのみで
初穂料は500円。
無人、セルフスタイルです。
豪華絢爛・荘厳無比の世界遺産
小学生の頃に修学旅行で出掛けた時は
関心なく漠然と時間が過ぎましたが、
歳を重ねて再度参拝してみると
とんでもなく素晴らしい場所でした。
歴史ある建物の厳かさと彫刻の美しさ。
どれをとっても日本を代表する
神社に間違えありません( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ
なお、境内はとても広いので
足元は歩きやすい靴がお勧めですよ。
初詣や大型連休に限らず土日祝日も
大変混みあっていますので、
お時間とお心にゆとりをもって参拝を。
早朝の開門時間を狙って行けば
比較的空いていると思われますよ。
豪華絢爛・荘厳無比の世界遺産。
栃木観光の際は是非お立ち寄りを(。ᵕᴗᵕ。)”
日光東照宮について
日光東照宮(にっこうとうしょうぐう) | |
住所 | 栃木県日光市山内2301 |
問い合わせ | 0288-54-0560 |
拝観時間 | ■ 4月1日 ~ 10月31日 9:00~17:00 ■11月1日 ~ 3月31日 9:00~16:00 (各期間とも受付は閉門30分前に終了) |
拝観料 | 日光東照宮単独拝観券 ■大人・高校生 1,300円 ■小・中学生 450円 ※団体料金・セット料金などは公式サイトを参照下さい ↓ 日光東照宮拝観について |
公式サイト | 日光東照宮ホームページ |
アクセス | ■お車でお出掛けの場合 東北道 宇都宮I.Cから日光宇都宮道路経由 日光I.Cを下車約2km ■公共機関をご利用の場合 JR日光線 日光駅から2.4km,タクシー5分 |
地図 |
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