上毛かるたの"す"の札でも詠まれ、
群馬県民の皆様におかれましては広く
母なる山として尊ぶ方も多い"赤城山"。
その山頂、標高1,360メートルには
絶景スポットと名高い覚満淵(かくまんぶち)。
周囲800メートル程の中間・高層湿原で
湿生植物と高山植物の宝庫。
「小さな尾瀬」「小尾瀬」とも称されます。
湖を一周する木道が整備されており
ご家族揃っての自然観察にも最適。
いつ出掛けても四季折々の絶景に
魅了されること間違えなしだ( ・ㅂ・)و ̑̑グッ
以下、覚満淵の魅力に迫ってみたので
お付き合い頂ければ幸いです。
この記事の目次
覚満淵の場所とアクセス方法
覚満淵の場所は
群馬県前橋市富士見町の赤城山。
赤城山最大のカルデラ湖
"大沼"の南東に位置します。
高崎・前橋方面からおいでの場合は、
前橋環状線 若宮町四丁目交差点から
赤城県道をひたすら道なりに山登り。
大沼のほとりを走る県道70号線で、
赤城公園ビジターセンターまで来れば
目的地はその道向かいとなります。
お車でお出掛けの場合は、
関越道 赤城I.Cから県道4号を経由
約26キロ、40分で到着です。
公共機関をご利用の場合は、
JR両毛線 前橋駅から関越交通バスで
富士見温泉経由、約1時間。
土日祝日はビジターセンターまで
直行バスの運行も有るみたいですよ。
駐車場はビジターセンターが最寄り
山頂には駐車場が多々点在しますが、
覚満淵にお出掛けなら
赤城公園ビジターセンター駐車場がお勧め。
普通車 94台の収容が可能で
駐車料金はなんと無料 (。-∀-) ニヒ♪
覚満淵入口のすぐ横と言う好立地。
迷うことなかれ、ここがベストだ。
県立赤城公園ビジターセンター
折角なのでビジターセンターのことも
ざっくり触れておきますね。
県道4号線(前橋赤城線沿い)、
覚満淵の入口にある施設です。
観光案内所やトイレ、自販機があり
赤城山観光の拠点にもってこい。
赤城山やその周辺の観光マップ
パンフレットなどが置かれ、
館内の無料展示施設では、
動植物や地質の面から、
赤城山の成り立ちや
現在の様子を知ることができます。
俳句とハイクを掛けているとことか
なかなかの猛者がいる( ゚,_ゝ゚)
赤城と言えば"レッドサンズ"。
2020年8月から頭文字Dの
デジタルスタンプラリーがスタート!
・・・とまぁ見どころ多々ありますので
併せてお立ち寄り下さいませ♪
県立赤城公園ビジターセンター | |
住所 | 群馬県前橋市富士見町赤城山1 |
問い合わせ | 027-287-8402 |
営業時間 | 9:00~15:45 |
定休日 | 月曜日・年末年始 |
公式サイト | 県立赤城公園|群馬県前橋市 |
アクセス | 前橋駅 北口バスターミナル6番乗り場から 関越交通バスで赤城山ビジターセンターバス停 約70分 (平日は乗換、土日祝は直通あり) |
地図 |
覚満淵の由来と案内図
大沼の南東600メートルの場所にあり
駒ケ岳と小地蔵岳の間に位置します。
「覚満」とは平安時代の
比叡山延暦寺の高僧の名で、
覚満淵の名は覚満がここで
法会を行ったことに由来するそうな。
3月には水芭蕉、5月には新緑、
そして6月はレンゲツツジ。
10月中旬は紅葉と、四季折々
色々な表情を楽しませてくれます。
湖をグルッと一周ハイキング
そしてようやく本編へ突入。笑
入口から湖へ向かいます。
道中には難関が出現します( ;゚д゚)
入口からすぐ現れるこの柵、
もはや入っちゃダメそうな雰囲気よね。
押しても引いてもびくともしないんだ。
で、無い知恵絞って色々試して最終的に
横にスライドしたら開いたって言う。笑
「開けゴマ」とか恥ずかしいことを
言わなくてよかったよ(/ω\)キャッ
覆う木々、茂る熊笹の遊歩道を抜けると
程なくで湖が姿を現します。
湖の周囲は800メートル。
沿うように木道が整備されています。
1周約30分の湖周散策。
ほど良い距離感なので
お子様でも安心して歩けます。
赤城山の英才教育を
早めの時期からいかがでしょう。
今回は半時計周りに1周してみました。
出掛けたこの日は10月上旬。
赤城山 山頂付近では
紅葉が始まりつつありました。
中秋のグラデーション、
ついつい見惚れてしまうよね。
この日の天気はドン曇り。
そこだけが悔やまれます(´-ω-`)
湖面へのリフレクションが素敵。
某SNSの映える写真にも最適だよ。笑
木道を程なく進むと鳥居峠への分岐点。
ここで半周・・・って感じかな。
西に目を向ければ歩いてきた木道と
地蔵峠が美しく佇みます。
湖の北側はどちらかと言えば
野性味溢れる印象。
そこそこのアップダウンと
熊笹が遊歩道を覆っていました。
熊笹からニョキっと現る赤い植物。
なんだろう、毒々しい雰囲気でした。
池の北西には石碑が佇んでいます。
昭和58年10月に昭和天皇が
訪れたおりに詠まれた歌碑なんだそう。
秋くれて 木々の紅葉は
枯れ残り さみしくもあるか 覚満淵は
この地を訪れる人々に、
自然を愛し大切にする
陛下のお心をお伝えするために
群馬県が建立したものです。
覚満淵を散策の際は
是非、お立ち寄り下さい。
鳥居峠は覚満淵のビュースポット
なお、湖の南東にある"鳥居峠"は
覚満淵のビュースポットです。
車を停めたビジターセンターからもすぐ。
こちらへも是非、お立ち寄りを。
鳥居峠駐車場(無料)があるので
お車でも来ることができます。
峠から西を見れば覚満淵の全体像。
その奥には大沼が鎮座します。
ちなみに5月下旬の深緑の時季がこちら。
この時も綺麗だったなぁ(*´ω`*)
峠にはかつて赤城山頂~利平茶屋を
結んでいたケーブルカーの駅舎があり、
当時の姿そのままに、ビアホール兼
"赤城山頂駅記念館"として営業。
日中はランチや軽食が楽しめる
"天空の駅舎カフェ"になっています。
詳しくは別記事でまとめいます。
おすすめは秋の紅葉シーズン
周囲1キロ程の小さな池ですが
目に入る自然の情報量は圧倒的!
いつ出掛けても絶景を楽しめますが
個人的なおすすめは秋の紅葉シーズン。
秋深まる程に木々の色付きもカラフルに。
湖上に広がる紅葉のグラデーション
湖面に映えるリフレクションは、
心を持っていかれる素晴らしさです♡
見頃は例年10月中旬から(・∀・)/
山頂付近は冷え込み厳しいので
暖かな服装でお出掛け下さいませ♪︎
これにてまとめとさせて頂きます。
長々とご精読ありがとうございました。
撮影日|2020年10月4日(日)
赤城山 覚満淵について
覚満淵(かくまんぶち) | |
所在地 | 群馬県前橋市富士見町赤城山 |
問い合わせ | 027-288-2211(前橋市富士見支所) 027-287-8402(県立赤城公園ビジターセンター) |
駐車場 | 県立赤城公園ビジターセンター 94台(無料) |
公式サイト | 覚満淵|前橋まるごとガイド |
アクセス | ■お車でお出掛けの場合 関越道 赤城I.Cよりからっ風街道、県道4経由号線で50分 ■公共機関をご利用の場合 JR両毛線 前橋駅より関越交通バスで富士見温泉経由、約1時間 土日祝日は直通バスの運行有り |
地図 |
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