高崎市の箕郷梅林(みさとばいりん)では
梅の花が見頃を迎えています。
関東平野を一望する丘陵に
約10万本の梅の木が植えられており、
時季を迎えれば辺りは一面、
雲海の如く純白の梅花が埋めつくします。
また、会場内では梅の花だけでなく
"河津桜"の花も咲き、
鮮やかな桃色が梅の純白も引き立てます。
例年3月1日~3月下旬にかけて
"みさと梅まつり"を開催。
特産の梅製品の販売や
梅見茶会などのイベントが開催され、
期間中は多くの方で賑わいます。
雄大な景色の中で一足早く訪れる春を
どうぞお楽しみ下さいませ٩( ‘ω’ )و
この記事の目次
ぐんま三大梅林
群馬県は古くから梅の産地として
全国的に有名な地域です。
その中でも西上州には
ぐんま三大梅林と言われている
高崎市の"箕郷梅林"に"榛名梅林"
安中市の"秋間梅林"と、
3つの梅林が広がっています。
花の見頃は例年3月上旬から3月下旬、
梅の実の収穫は6月頃。
どの梅林もシーズン中は様々な
魅力溢れるイベントを開催。
訪れる方を花に団子に魅了します。
箕郷梅林の概要
上毛三山"榛名山"の南麗、
関東平野を一望する丘陵に広がります。
東関東随一の規模を誇り、規模は300ha
10万本の梅の木が植えられており。
樹齢は10年~30年の生産に最適なものが多く
全国でも有数の梅の生産地となっています。
中には樹齢100年以上の古木もあり、
その見事な枝振りは
梅栽培の歴史の古さを物語ります。
箕郷梅林の所在地
箕郷梅林の所在地は
群馬県高崎市の箕郷町。
高崎の市街地からずいぶん離れ
もはや榛名山のお膝元に位置します。
その昔は"群馬郡"箕郷町。
2006年に高崎市へ合併したんだ。
自分においては群馬郡時代に
この街で暮らしていたことが有り。
懐かしささえ感じます。
住んでた時に一度も
梅林来たことないけど。苦笑
梅林は上図の通り箕郷の街を抜けて
北西へ進んだ所にございます。
お車でお出掛けの場合は
関越道 前橋I.Cが最寄りかな?
インターから13キロ、約30分。
また関越道 駒寄スマートI.Cからも
だいたい同じような距離かなと。
アクセスしやすい方から
お出掛け下さいませ。
電車でお出掛けの場合は
JR高崎駅を下車。
高崎駅西口 2番バス乗り場から
群馬バスを利用して30分。
箕郷営業所下車タクシーで5分です。
イベント会場は"善地会場"と"カニ沢会場"
箕郷梅林の梅まつりなどのイベントは、
善地(ぜんじ)会場とカニ沢(かにさわ)会場の
2つの会場で行われます。
フルーツライン"梅の郷大橋"を境に
"東の善地・西のカニ沢"と覚えて下さい。笑
同町内と言えどそれなりに離れているので
可能であればお車で移動がお勧めです。
カニ沢会場(かにさわかいじょう)
みさと梅公園を中心とするカニ沢会場。
見どころは展望台からの眺めと
樹齢100年の梅の古木。
売店通りってのもあるらしいんだ♪
善地会場(ぜんじかいじょう)
善地梅林広場を中心とする善地会場。
見どころは展望台からの眺めと
梅の花と河津桜の競演。
梅花の下で梅見茶会が開かれます。
善地会場へのアクセス方法
どちらの会場も魅力的ですが
今回は善地会場でお花見してみた。
まずは会場までのアクセス方法。
箕郷町の街中を北上し
"芝桜大橋東"の交差点を左折。
道なりの程なく進めば
"みさと梅林会場"の看板が見え。
そこを左折して坂道を上れば
程なくで目的地周辺です。
写真のここを曲がって
200メートル進むと善地会場、
真っ直ぐ進めば
1.3キロ程でカニ沢会場です。
善地会場の入口に到着。
最初に駐車場のお支払いです。
駐車場と入場料
駐車場は会場ごとに
専用駐車場が用意されています。
梅まつり開催期間中は有料。
普通車は300円、バイクは100円、
マイクロバス・大型バスは1,000円。
(2020年3月現在)
とても広いの収容力ありますが
梅まつり開催期間中は混雑が予想されます。
お時間と心にゆとりを持って
お出掛け下さいませ(。・Д・)ゞ
天空の梅祭り"みさと梅まつり"
箕郷梅林では梅の開花時期にあわせて
みさと梅まつりを開催します。
期間中、梅の加工品販売や
様々なイベントが行われますよ。
2020年(令和2年)は
3月1日(日)~下旬の開催でした。
梅枝・ume味満喫キャンペーン
梅枝・ume味満喫キャンペーンとして、
梅の切枝や梅ジュース、梅まんじゅう等の
無料配布を行っていましたよ(*‘∀‘)
これは善地会場・カニ沢会場共通です。
梅見茶屋
善地会場では梅見茶会を開催。
美しい梅花の下で
本格的なお茶を楽しめるんだ。
野点なんて絶対美味いに決まってる♡
お値段は一服500円です。
善地会場の概要(会場内MAP)
善地会場はこんな感じ。
南側に駐車場・イベント会場。
主に西側と北側がお花見ポイントで
たくさんの梅が配植されます。
2020年 善地会場の様子
前置きがとても長くなっていますが
ここからがようやく本題。笑
以下に善地会場の様子を
ずらりと並べていきますね(=゚ω゚)ノ
イベント広場
駐車場の傍らにはイベント会場。
某ウィルスの影響か
この日は特にイベント事はしておらず。
ちょっと寂しい印象でした(;´・ω・)
トイレ
イベント会場横にはトイレを完備。
パノラマ展望台
駐車場やイベント会場のすぐ横には
パノラマ展望台がドーンッ!
階段を上るとそこには
美しすぎる群馬が待っていたんだ。
北へ目を向ければ雄大な"榛名山"。
東へ目を向ければ裾野は長し"赤城山"。
西に目を向ければ僅かに"妙義山"。笑
群馬を代表する上毛三山を望み、
南に目を向ければ関東平野を一望。
前橋県庁、高崎市役所・・・
あっ藤岡市の自宅が見えた(=゚ω゚) ←嘘
360°のパノラマビジョン。
梅の花見と共にこの絶景も是非♪
河津桜の名所
ちょいちょい顔を出しており
薄々感ずいているとは思いますが、
箕郷梅林"善知会場"では梅の花の他に
なんと河津桜も楽しむことが出来ます。
イベント会場と駐車場を囲むように
濃桃色の美しい河津桜が植っており、
会場入りして最初に見入ってしまうのは
梅の花より正直、こちらかも。笑
群馬県の南部において
河津桜の桜並木ってあまり見掛けず。
まさか梅林に河津桜の名所があるなんてね。
一度入ると抜け出せない河津桜のトンネル。
足止めを食らったのは
言うまでもありませんね(´ω`)
梅の花にたどり着ける気がしねぇ。笑
出掛けたこの日は葉桜が顔を出し
見頃を少し過ぎていましたが、
それでもね、綺麗なものは綺麗(◍´◡`◍)
ハラハラと落ちる花びらに
風情を感じることが出来ました。
善地梅林広場散策コース
そしてようやく梅のお花見。笑
"梅林"だもん、これが本題ですね。
広大な敷地の善地会場では
3つの散策コースが用意されています。
観梅コース
梅林の中を散策できる
約500メートルの観梅コース。
遊々コース
関東平野の展望の良い
約600メートルの遊々コース。
パノラマコース
榛名山と関東平野の良いとこ取り、
1.4キロのパノラマコース。
自分の体力と持ち時間に合わせ
コースセレクト下さいませ((*゚Д゚)ゞ
パノラマコースを散策してみた
体力も時間も余裕のある自分は、
見どころが満載であろう、
パノラマコースと欲張ってみた。
やっぱり見どころ沢山だった。笑
駐車場から時計周りに
グルッと一周、梅の花と戯れ・・・。
その時の様子を以下に貼り付けます。
写真から箕郷梅林の雰囲気を
感じて頂ければ幸いです♪
梅林を抜けて車道へ・・・
ここもコースになっています。
一般道のため車両通りますよ。
気を付けて散策下さい。
中央にパノラマ展望台、
そしてどこまでも広がる関東平野。
美しいにも程がある(*´ω`*)ハァ
道中には売店がございます。
歩き疲れると思うので
是非、立ち寄って休憩下さいね♪
道中には美しく照らされる紅梅や、
絵になるレトロカーなど
映えるスポット多数あります。笑
個人的なパノラマコースの
お勧めポイントはここ。
丘陵に広がる純白の梅の雲海と
榛名山のコントラスト。
この日は前日に降った雪で
連峰は白く染まりキリッとした表情。
抜けるような青空と澄んだ空気。
ロケーションは最高だ。
もはや絶景が整っている。
ベストショットはここで間違えなし!
ドローンが飛んでたんだ。
上空からの景色も最高だろうなぁ。
一周、ゆっくり歩いても30分程度。
個人的にはこのコースに
箕郷梅林が詰まってうると思うんだ。
パノラマコース、是非(•’ ‘•)و✧
観梅コースも散策してみた
で、体力と時間が有り余っている自分は
観梅コースも散策してみたんだ。
観梅コースの見どころは
梅の花と河津桜のコラボかなと。
春色のコントラスト。
白に桃色にと情報量がハンパない。
会場内、紅梅は少なめでしたが
逆に存在感を示し。
訴え掛けてくるものがあったんだ。
お時間、体力共に余裕のある方は
全コース、コンプリートだ(‘Д’)クワッ 笑
会場内の売店
駐車場の脇には無添加食品の
「加工サークル梅売店」と言う売店。
箕郷の名産物を販売しています。
おやきやみそおでんなどの軽食が
その場で食べられますよ(*‘∀‘)
善地会場の出口のところには
「みさと梅林UHK農産物直売所」。
"UHK"が何の略だかは定かですが、笑
地元特産の梅製品や新鮮な農産物を
販売していましたよ。
古代米おにぎりなどの軽食有り。
"花より団子"の方は売店で
箕郷の美味しいをご堪能下さいませ♪
雄大な景色と早春のコントラスト
梅と桜のコラボレーション。
共に見頃が重なれば
それそれは美しい春の景色が広がります。
南方へ目を向ければ雄大に広がる関東平野、
北方には美しき上州の山々。
花のみならずロケーションも最高かっ。
"天空の〜"とはよく言ったもので
もはやここは天国か桃源郷の類いです♡
「絶景」って言葉はここのためにある(*‘∀‘)
東日本一の梅の郷、
その一角を担う"箕郷梅林"。
早春のコントラストに会いに
是非、高崎市へお出掛け下さいませ♪
これにてまとめとさせて頂きます。
長々とご精読ありがとうございました。
撮影日|2020年3月15日(日)
箕郷梅林について
箕郷梅林(みさとばいりん) | |
所在地 | 群馬県高崎市箕郷町善地(善地会場・善地広場) 群馬県高崎市箕郷町富岡(蟹沢会場・梅公園) |
問い合わせ | 027-371-5111(箕郷支所産業) 027-371-2235(JAはぐくみ東部営農センターみさと) 027-371-2150(箕郷商工会) |
利用時間 | 2月下旬~3月下旬 9:00~ |
開花時期 | 3月上旬から下旬(開花時期は「梅まつり」を開催) |
定休日 | 祭り開催中無休(気象状況等により休日あり) |
公式サイト | 高崎市公式サイト 箕郷梅林 |
駐車場 | 有り(梅まつり開催期間中は有料 ) 普通車300円|バイク100円|マイクロバス・大型バス1,000円 |
アクセス | ■お車の場合 関越道前 橋I.Cから車で約30分 ■電車の場合 JR高崎線 高崎駅からバスで30分 箕郷営業所下車タクシーで5分 |
地図 |
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