梨ノ木山古墳｜玉村町｜群馬県の秘蔵桜スポット｜町の史跡を彩る桜花。古墳にコーフンしながらお花見を楽しもう

玉村町の郊外を車で走っていると、

田園の真ん中にぽつんと
古墳らしきものが残存していましてね。

古墳大国の群馬県においては
当たり前の風景に過ぎないのですが、笑

春になると桜の木が古墳の周りを彩り、

それはそれは美しい風景を
目の当たりにすることができます。

古墳のお名前は梨ノ木山古墳。

築造は5～6世紀と推定された
二重の堀を巡らせる二段築造の円墳です。

梨ノ木山古墳の場所は
佐波郡玉村町の大字下茂木。

玉村の市街地から東側に広がる
田園地帯に位置します。

玉村ゴルフ場のすぐ北側。

個人的には住まう藤岡市から、

伊勢崎方面へと向かう時に
この古墳の横を突っ切ります。

南北に42メートル、東西に45メートル
高さ7メートルの伏鉢状の円墳ですが、

前方後円墳の後円部だったと推測されます。

築造年代は5～6世紀とされ
昭和41年に行われた発掘では、

滑石製模造品、円筒埴輪破片等が
出土されたそうですよ。

近くにある軍配山古墳と並んで
地方の支配者のお墓と推定されています。

墳頂には石材が散乱していました。
以前何か構築物があったのかな。

町指定史跡の標が立っている以外
特に何がある訳ではありませんが、

思いのほか高さがあるので
景色がとても綺麗でした(*‘ω‘ *)

古墳と桜のコラボレイトは
本当に絵になるなぁ。

余談ではありますが、

梨ノ木山古墳のすぐ東側には
滝川に沿って続く桜並木がございます。

ここの桜もホント綺麗(*´∀｀)
併せてお出掛け下さい。

詳細は記事をご覧下さい ↓

古墳にコーフン（興奮）しながら
お花見もできてしまう、

知る人ぞ知る玉村町の景勝地。

タイミングとお天気に恵まれれば
西の彼方に浅間山が浮かび、

絵になる景色を見渡すことも♪

春先に東毛方面へお出掛けの際は
是非、玉村町へお立ち寄りを。

町の史跡を彩る桜花を愛でては(｡ᵕᴗᵕ｡)”

撮影日｜2021年4月1日（木）

梨ノ木山古墳について