群馬県伊勢崎市のお富士山古墳では
彼岸花が見頃を迎えています。
伊勢崎市の北西部 安堀町に位置し
同市内では最大規模の前方後円墳です。
後円部墳頂には富士神社が鎮座。
"お富士山"の名はこれに由来するそうな。
神社へと伸びる石段に寄り添うよう
群生する彼岸花はいと美しく情緒に溢れ。
伊勢崎の彼岸花の名所である
"境御嶽山自然の森公園"のような、
一面を染める華やかさはありませんが
心に訴えてくる秋景はここ( ・ㅂ・)و ̑̑
石段と鳥居を彩る厳かな朱色を
愛でて頂きたいお花見スポットです。
以下、古墳の魅力に迫ってみたので
お付き合い頂ければ幸いです♪︎
この記事の目次
古墳の場所とアクセス方法
お富士山古墳の場所は
群馬県伊勢崎市の赤堀町。
市の北西部、北部環状けやき通りに掛かる
宮子大橋の袂に鎮座します。
伊勢崎オートレース場の北東に位置し
脇にはJR両毛線が走ります。
お車でお出掛けの場合は、
北関東道 駒形I.Cから
県道2号線を経由、4.3キロで約10分。
電車でお出掛けの場合は、
JR両毛線 伊勢崎駅が最寄り。
駅から2.8キロ、タクシーで7分です。
今まで何度も近くを通っていますが
その存在を知ったのはつい最近。
なんで気づかなかったんだぁ(ノД`)アァァ
駐車場について
駐車場は特になかったと思うので
公共機関を利用して・・・
と、言いたいところですが
公共交通機関に乏しい群馬県。
お車でのお出掛けになると思います。
宮子大橋の高架下や古墳の路肩に
停めている方もおりましたが、
そこは自己責任でお願いします。
迷惑が掛からぬようご配慮を(。・Д・)ゞ
お富士山古墳の概要
伊勢崎市指定史跡"お富士山古墳"。
「おふじやま」と読むそうです。
市内では最も大きな前方後円墳で
墳丘の全長は約125メートル。
出土遺物などの特徴から築造年代は
5世紀中頃と推定されています。
後円部墳頂には"富士浅間神社"
富士浅間神社が鎮座します。
"お富士山"の名の由来になり
富士神社とも呼ばれます。
主祭神は木花咲耶姫命
(このはのさくやひめのみこと)
祭神は山神(大山祇命)の娘神と云われ
農耕五穀豊穣の神なんだそう。
天孫瓊々杵(ににぎの)命の妻となり
安産の神としても知られています。
長持形石棺(群馬県指定重要文化財)
富士神社(富士浅間神社)の傍らには、
畿内地方の大王墓と同様の形態をもつ
砂岩製の長持形石棺が埋置されています。
江戸時代に伊勢崎藩の
関 重嶷(しげたか)氏が書いた、
"発憤歴"などに記録されるほど
地元では古くから知られています。
砂岩製で全長285cm、幅121cm、
重さはなんと6.8ton(‘Д’)オォ
県内ではここと太田市の天神山古墳で
確認されているだけの貴重なものです。
前方部は特に何もありませんでしたが
両毛線の線路が間近に見れました。
古墳をグルっと歩いてみると、
彼岸花が群生する鳥居以外にも
もうひとつ鳥居がありました。
こっちの鳥居はなんだろう(・ω・` )
石段と鳥居を彩る彼岸花
ともあれ今回の主役となる
石段と鳥居を彩る彼岸花を見ていこう。
ちょうど見頃に差し掛かり
辺りを朱色に染め上げていました。
郷愁をかきたてる彼岸花のスポット
秋には彼岸花が咲き誇るこの古墳は
春になると"桜の名所"に様変わり。
古墳全体にソメイヨシノが植えられており
時季を迎えれば一面を桃色に彩ります。
両毛線を走る電車に古墳に桜なんて
撮り鉄に最適なロケーションじゃないか。
次回は春に出掛けてみよう(๑•ㅂ•)و✧
彼岸花のスポットとしては
決してメジャーではないと思いますが、
人が集まる名所にはない風情に溢れ
郷愁をかきたてるものがあります。
勝手なイメージですが"鬼滅の刃"の
真菰と錆兎が出てきそうな雰囲気。笑
伊勢崎にお出掛けの際はお立ち寄り下さい♪︎
これにてまとめとさせて頂きます。
長々とご精読ありがとうございました。
撮影日|2020年9月29日(火)
お富士山古墳について
お富士山古墳(おふじやまこふん) | |
所在地 | 群馬県伊勢崎市安堀町799番地 |
問い合わせ | 0270-63-3636(伊勢崎市役所教育部 文化財保護課) |
営業時間 | – |
定休日 | – |
公式サイト | お富士山古墳|伊勢崎市 |
アクセス | ■お車でお出掛けの場合 北関東道 駒形I.Cより4.3km ■電車でお出掛けの場合 JR両毛線 伊勢崎駅から2.8km,徒歩またはタクシー利用 |
地図 |
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