日本の戦後復興に大きく貢献した
群馬鉄山の道構 太子線。
日本鋼管群馬鉄山の専用線として
1945年(昭和20年)に開業します。
その後、旅客営業をしたものの
乗車客は減り1971年(昭和46年)に廃線。
今回取り上げる太子線の始発駅
太子駅も廃駅となりました。
そんな太子駅を駅舎のある中之条町が
観光資源として活用するため、
当時のホッパー棟やホーム
駅舎の復元などを行い旧太子駅として、
平成30年4月から一般公開を開始(•’ ‘•)و✧
新たな群馬の観光スポットとして
人気急上昇中の物件です。
旧太子駅の場所とアクセス方法
旧太子駅の場所は
群馬県吾妻郡中之条町の太子(おおし)。
日本で最も美しい村連合に加盟する
六合(くに)地区にございます。
「鶴舞う形の群馬県」の
ちょうどお尻のへん(*´ω`)σ
話題の新名所 八ッ場ダムの北西、
抜群の知名度と泉質の良さで人気の
草津温泉の南東に位置します。
お車でお出掛けの場合は、
関越道 渋川伊香保I.Cから一般道を経由
49km、約1時間で目的地。
公共機関をご利用の場合は、
JR吾妻線 長野原草津口駅から6.6km
国道292号を経由タクシーで約10分です。
駐車場について
駐車場は国道292号沿い、
龍澤寺さんの北側 約300mにある
ヘリポートを兼ねた駐車場がそれ。
とにかくだだっ広いので
よっぽどのことがない限り、
満車になることはないと思われます。
なお、駐車料金は無料だ( ・ㅂ・)و ̑̑グッ
駐車場に車(バイク)を止めたら
階段を下って入口を目指そう。
旧太子駅構内を歩いてみよう
階段の下るとすぐに駅舎が鎮座。
趣きのある美しい佇まい。
入場料は200円と言う破格。
町民、中学生以下は無料だ( ・ㅂ・)و ̑̑グッ
営業時間は10:00~16:00です。
(2022年6月執筆現在)
駅舎は当時のものを復元したもの。
わずか25年ほどで使命を終えた
太子までの鉄道に関する、
記録や資料が展示されています。
奥にある駅長室で入場券を買って
駅構内へ潜入しよう。
入場券は切符みたいで可愛い(*‘ω‘ *)
駅構内は群馬鉄山で採取した鉄鋼石を
積み込むホッパー棟や、
旅客用ホームが復元されており、
小さな敷地ながらも見どころが満載です。
鉄鉱石の貨物輸送が主な使命だった
太子駅にふさわしく、
珍しい貨車が集められています。
注目は「ハト」と記された無蓋貨車。
2020年春に福岡県大牟田市の
三池炭鉱鉄道からやって来ました。
三池の石炭輸送で使用されたで、
かつては全国見られましたが
今ではとても珍しく貴重な車輛です。
その他にも大井川鐵道や茨城交通で
使用された貨車が展示されています。
構内での一番の見どころは
鉄鉱石の積み込みに使われたホッパー。
遺構として今も残っています。
廃墟のような姿が素晴らしく美しく
訪れる皆様の目を惹きつけます。
フォトジェニックって言葉がよく似合います。
現在は崩落の恐れがあるため
ホッパー内部へは立ち入り禁止です(ノД`)
全方向、どこから見ても素晴らしいので
舐めるように見学下さい(・ω・ = ・ω・)
古代遺跡のような鉄道の遺構
まるで古代遺跡にも見える旧太子駅。
ホッパー跡は幻想的な
廃墟の写真が撮れるスポットとして、
SNSでも話題になっています。
気軽に鉄道の遺構を見学できるので
鉄道好きや廃墟好きの方はもちろんのこと、
観光などで中之条町を訪れる方は
足を運んでみてはいかが?
他ではなかなか見ることのできない
遺構の迫力と魅力を感じることができますよ。
北毛方面へお出掛けの際は是非(。ᵕᴗᵕ。)”
撮影日|2022年5月6日(金)
旧太子駅について
旧太子駅(きゅうおおしえき) 国鉄吾妻線太子支線太子駅跡 |
|
住所 | 群馬県吾妻郡中之条町大字太子251-4 |
問い合わせ | 0279-95-3055 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 12月~3月は火・水定休(祝祭日を除く) 12月29日~1月3日 |
入館料 | 200円(中之条町民と中学生以下は無料) |
駐車場 | 有り(無料) |
公式サイト | 旧太子駅 | 六合の里温泉郷組合 – 中之条町観光協会 |
アクセス | JR吾妻線 長野原草津口駅から6,600m |
地図 |
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