群馬県高崎市にある清水寺では
紫陽花が見頃を迎えています。
群馬県内でも有数の紫陽花の名所。
約300株の紫陽花が咲き誇り、
6月中旬から下旬の開花期には
たくさんの参拝客の方々を魅力します。
"高崎のあじさい寺"とも称され
古都・鎌倉を感じさせる風情は圧巻。
しっとりと梅雨のお花見いかがですか?
ちなみに清水寺の読みは
「きよみずでら」でなく「せいすいじ」。
ほぉ・・・そう来たか( ˙꒳˙ )
以下、お寺の魅力に迫ってみたので
お付き合い頂ければ幸いです。
この記事の目次
紫陽花の名所"高崎のあじさい寺"
真言宗 豊山派のお寺さん。
大同3年(808年)
時の征夷大将軍 坂上田村麻呂が、
蝦夷に遠征した際に
兵士の健勝と武運長久を祈り、
京都東山の清水寺(きよみずでら)から
勧請、開基したと伝えられています。
観音山の下から続く石段の両側には
多くの紫陽花が植えられており、
"群馬の紫陽花の名所"として・・・
また"高崎のあじさい寺"として、
広く県下に知れ渡っています。
見頃を迎える梅雨時期になると
たくさんの参詣者の方々で賑わいます。
観音山丘陵の南麓に鎮座
清水寺の場所は
群馬県高崎市の石原町。
観音山(かんのんやま)丘陵の
南麓に鎮座します。
観音山と言えば
上毛かるたの"ひ"でも詠まれる、
高崎白衣大観音が有名ですね。
「大観音・・・?」って方のために
その記事を貼り付けておきます。
高崎と言えば観音様はマスト!
しっかりお目通しを(。・Д・)ゞ
清水寺へのアクセス方法
車社会の群馬において
移動はお車が多いと思いますが、
お寺へは電車とバスでも
参拝に行くことが出来ますよ( ・ㅂ・)و ̑̑
どちらでも行けるように
2パターン載せておきますね。
1.電車とバスの場合
まずは"電車とバス"を使って
参拝するパターン。
清水寺へはJR高崎駅が便利。
駅から市内循環バスの
"ぐるりん"が出ています。
「観音山線 系統番号14」路線で
「清水寺石段下」を下車。
停留所からすぐ参道となります。
2.お車の場合
お次は車を使って参拝のパターン。
高崎駅方面からだと
聖石橋(ひじりいしばし)を渡って、
観音通りから羽衣線でヒルクライム!
道なりに進めば目的地周辺です。
道中、カッパピアの跡地にできた
ケルナー広場に胸躍りますが、
強い志しで山頂を目指しましょう。
土産屋さんや駐車場が見えたらゴールです。
駐車場は"観音山頂駐車場"
清水寺は専用駐車場なきため、
お車で参拝なさる方は
観音山頂駐車場をご利用下さい。
観音山レジャーの拠点となる
大型の駐車場です。
収容台数は250台(内バス6台)。
料金は普通車440円、大型車760円。
(2020年6月現在)
清水寺から最寄りの駐車場で
本堂まで歩いて5分位です。
駐車場から清水寺までの散策路
観音山頂駐車場に車を停めると
どうしても観音様に気を取られ、
吸い寄せられそうになりますが
そこはグッと堪えましょう(。・ω・)グッ
向かう先は駐車場の出入口の方。
駐車場から道なりに歩き、
沿道にある喫茶店 ケインズさんの
脇道を入っていきます。
"清水寺"の標識に沿い
歩いていけば目的地に到着です。
駐車場からの参拝だと
本堂の横っ腹に出るんだな。
本堂は観音堂"大悲閣"
本堂は"観音堂"。
"大悲閣"とも呼ぶそうです。
本尊は千手観音。
なんと観音山の名前は
ここから来ているんだって!驚
堂内には狩野常信筆の大絵馬一対、
和算の大家斉藤宣義奉納の算額、
一椿齋芳輝の献額16面が
廻廊を飾っているそうですよ。
高崎の市街地を眺望"山門"
観音堂の前には大きな朱色の山門。
落葉後の季節ともあれば
美しき高崎の市街地を見晴らせます。
紫陽花は石段(参道)の両側に
清水寺の紫陽花は観音山下から続く
石段(参道)の両側を彩ります。
先にご紹介した朱色の山門を潜り
石段(参道)を下って行きましょう。
下るってことはもちろん
また上って来なきゃなんだ( ・ㅂ・)و ̑̑
てな訳で平野部までおりて
参道入口からスタートです。笑
緩やかな石段は本堂に近づくにつれ
徐々に勾配を増します。
これが意外ときつい。
じっとりと蒸し暑い季節なもんで
汗が噴き出てきます。
で、なんとなく歩幅の合わない石段に
体力をそぎ落とされるんだ。笑
石段(参道)を彩る紫陽花の繊細美。
その後に訪れる鮮やかな朱色の
山門と本堂(観音堂)の華麗。
一度で二度楽しめてしまう
"あじさい寺"に魅了されましょう。
山門を潜り境内へ
ひとしきり紫陽花を楽しんだら
朱色の山門を潜り境内へ。
先にある程度ご紹介しているので
ここではサラッと流す感じで・・・。
境内はこじんまりと
コンパクトにまとまった印象です。
山門すぐに観音堂が鎮座。
境内、本堂から右手には田村堂。
下仁田戦争で戦没した
高崎藩士の木像が安置されています。
併せて寄ろう"観音山観光センター"
清水寺の参拝とお花見を終えて
駐車場へ戻ったら、
併せて立ち寄って欲しいのが
"観音山観光センター"。
観音山頂駐車場の出入口ございます。
駐車場の事務所的な
立ち位置だと思っていましたが、
観音山の観光を司る
インフォメーションセンターでした。
幼い頃から観音山へは
何度も足を運んでいますが、
ここに入るのは初めてだ。
正面のガラスケースの中には
高崎だるまの制作過程。
更には白衣観音像も。
うん、素晴らしい展示内容だ。
"展望室"の文字に胸をときめかせ
階段を伝い2階へ進みます。
"展望 会議室"の表札有り。
古き良き時代の建物だと言うことが
この表記でわかります。
入る前から微かに香る煙草臭。
昭和な雰囲気がたまらない。
当時はきっと斬新な建造物だったはず。
展望室とありましたが、
周りは木々に囲まれて展望皆無。
白衣大観音の建築記録を見て
気持ちを落ち着かせましょう。
"観音山観光センター"
併せてお出掛け下さいませ(・∀・)/
紫陽花の季節だけの特別な景色
石段は520段あるようなので
1往復すると足がガクブルになります。
また、開花期は梅雨時期なれどほぼ初夏。
じっとりと蒸し暑い日もありますね。
石段に挑む際は
熱中症対策とタオルは必須です。
更には木陰と言うこともあり
蚊がどこからともなく押し寄せます。
虫除けグッツなどもあると最適ですよ。
清水寺への石段(参道)を彩る
色とりどりの紫陽花。
開花期だけの特別な景色です。
高崎へお出掛けの際は是非(‘◇’)ゞ
これにてまとめとさせて頂きます。
長々とご精読ありがとうございました。
華蔵山 弘誓院 清水寺について
華蔵山 弘誓院 清水寺(せいすいじ) | |
住所 | 群馬県高崎市石原町2401 |
問い合わせ | 027-323-3214 |
営業時間 | なし(寺務所 5:00~18:00) |
定休日 | なし |
公式サイト | 清水寺 | 高崎市 |
駐車場 | 観音山頂駐車場をご利用下さい (収容台数250台 内バス6台、普通車440円、大型車760円) |
アクセス | ■お車の場合 関越道 高崎I.Cから約25分 ■公共機関の場合 JR高崎駅から市内循環バス"ぐるりん"「観音山線 系統番号14」で15分 「清水寺石段下」停下車すぐ |
地図 |
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