畑に囲まれた丘の上の美しい大桜、
発地のヒガンザクラ。
群馬県沼田市の"銘桜"として
その名を下界に轟かせます。
樹齢は推定約500年、県指定天然記念物。
樹形、樹勢共にとても見事な
群馬を代表するエドヒガン(江戸彼岸)です。
根元周囲5.85m、幹周4.65mは
沼田市内の桜では最も太く。
地上を這うように
四方に枝を広げる様は圧巻です。
苗代づくりの頃に開花することから
「発知の苗代桜」とも呼ばれ親しまれます。
見頃を迎えれば多くのカメラマンや
観光の皆様が足を運ぶ桜の名所。
その魅力に迫りたいと思います( ・ㅂ・)و ̑̑
この記事の目次
発地のヒガンザクラの場所
発地のヒガンザクラの場所は
群馬県沼田市の中発知町(なかほっちまち)。
玉原高原から続く
緩やかな丘陵に東西を挟まれます。
大桜が見下ろす景色は広がる田畑。
水田、りんご畑、桑畑で囲まれています。
関越道 沼田インターから北へ約7.3キロ。
もう少し北へ進めば先にご紹介した
銘桜"上発地のシダレザクラ"。
巨大な天狗面が有名な迦葉山 弥勒寺、
更に北へ進めば玉原ダム・玉原湖など
沼田の人気観光スポットがひしめきます。
アクセス方法
関越道 沼田インターを降りたら
県道266号線をひたすら北上。
しばらく進むと左側に
"発知神社"がございます。
その神社の先の交差点を左折。
道なりに進むと写真の道路と交わるので
そこを右折して下さい。
少し走れば左手に
大桜が見えてきますよ(。・Д・)ゞ
駐車場について
2車線の農道沿いに駐車場・・・
と言うか駐車スペースがあったので、
今回はそこをお借りしました。
写真の車の停まっているところね。
そこから東に100mで目的地です。
沼田の銘桜"発地のヒガンザクラ"
農道の先に待つ丘上の銘桜。
遠くからでも端正な佇まいがわかります。
ヒガンザクラが立つ丘は、
根元の保護と土砂の崩れと流出を防ぐため
柵で覆われています。
登るのは止めときましょうね。
道路上からでも十分に
その姿を楽しむことが出来ますよ。
ヒガンザクラの袂には
観音菩薩様が鎮座。
両者のフレームインで
まこと見事な絵に仕上がります。
樹齢 推定約500年の生命力。
今なお力強い樹勢は一見の価値あり。
"銘桜"の名に相応しい樹です。
山里に春を告げる丘上の大桜
山里に春を告げる丘上の大桜。
里の新緑と柔らかな青空が舞台となり
その景観相まってまこと見事の一言です。
花の満開は例年4月中旬あたり。
丘上の大桜と袂の観音菩薩様に会いに
春の沼田へ出掛けてみては٩( ‘ω’ )و
これにてまとめとさせて頂きます。
長々とご精読ありがとうございました。
発地のヒガンザクラについて
発地(ほっち)のヒガンザクラ | |
所在地 | 群馬県沼田市中発地町1234 |
問い合わせ | 0278-25-8555(沼田市観光協会) |
開花時期 | 例年4月中旬 |
開花情報 | 沼田市の公式HPで開花状況を確認できます ↓ 沼田市さくら情報 |
公式サイト | 沼田市公式 発地のヒガンザクラ |
アクセス | ■お車の場合 関越道 沼田I.Cから7.3Km ■電車の場合 JR上越線 沼田駅からバスで35分 下沢橋下車 徒歩約5分(450m) |
地図 |
近くには"上発地のシダレザクラ"
"発地のヒガンザクラ"から
北へ約3キロのところに、
もうひとつの沼田の銘桜
上発地のシダレザクラが鎮座。
高台に美しく立つ孤高の一本桜です。
桜の袂には赤い前掛けをつけた
お地蔵様が立つことから、
俗名「発知の地蔵桜」とも呼ばれます。
こちらも沼田の桜の名所ですよ。
併せてお出掛け下さいませ( ・ㅂ・)و ̑̑
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近くには"天照寺のシダレザクラ"
"発地のヒガンザクラ"から
南へ約1.7キロのところに、
更にもうひとつの沼田の銘桜
天照寺のシダレザクラが鎮座。
野中の無住のお寺に寄り添う一本桜。
大木ではありませんが樹形、樹勢共に良く
お堂との組み合わせが絵になる桜です。
こちらも沼田の桜の名所ですよ。
併せてお出掛け下さいませ( ・ㅂ・)و ̑̑
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