妙義山の南麓、下仁田町に鎮座する
轟岩を御神体とする巨岩信仰のお社さん、
中之嶽神社に参拝に行ってきた٩( ‘ω’ )و
読みは「なかのたけじんじゃ」だそう。
轟岩に隣接して拝殿・幣殿が建立され
本殿を持たない珍しい社殿様式となります。
境内には中之嶽神社以外に
"中之嶽大国神社"と言うお社も鎮座。
それより何より中之嶽神社と言えば
一番の見どころが"日本一のだいこく様"。
ビルの7階建てに相当する
金色の大きな大黒様が有名です。
初見だと圧倒されること間違えなしっ!
(何度でも圧倒されると思う。笑)
以下、中之嶽神社の魅力に迫ってみたので
お付き合い頂ければ幸いです( ・ㅂ・)و ̑̑
この記事の目次
神社の場所とアクセス方法
中之嶽神社の場所は
群馬県甘楽郡の下仁田町。
上毛かるたの"ね"の札で詠まれる
ねぎとこんにゃくが有名な街です。
その街の北に位置する
妙義山の中腹に鎮座します。
お車でお出掛けの場合は、
上信越道 松井田妙義I.Cから10km
約15分の目的地。
下仁田I.Cからであえれば18.5km、
約25分ほど掛かるようです。
電車でお出掛けの場合は、
JR信越線 磯部駅から
タクシーを利用して25分程。
上信電鉄 下仁田駅からも
タクシー利用で25分程で到着です。
松井田妙義、下仁田どちらからでも
険しい山道になっています。
いわゆる走り屋さんが好みそうな
つづら折りの坂道が続く感じ。
なもんでお車でお出掛けの際は
対向車に気を付けて運転下さいね。
駐車場について
駐車場は神社の道向かいの
県立妙義公園駐車場をご利用下さい。
バス30台、普通車なら500台
収容可能なとても大きい駐車場です。
駐車料金は無料( ・ㅂ・)و ̑̑グッ
水洗トイレも完備されている安心感。
利用が可能な時間は6:30~18:00ですよ。
駐車場の一角には中之嶽みやげ店。
その名の通りお土産屋さんです。
昔から変わらないあろう佇まいが素敵。
群馬の経済回してって下さいね。笑
地下道を通って神社まで
神社までは地下道を通って向かいます。
地上での道路の横断は危険ですよ。
駐車場の脇に出入口があるので
そこから潜って道路を横断下さいませ。
中之嶽神社の境内を歩いてみよう
大和時代の欽明天皇の御代に
創建された歴史のあるお社さん。
幼少期をこの近くの松井田で
過ごした自分においては、
参拝に訪れたことがある・・・と
思うのですが覚えてないんだな。
どこか懐かしく感じつつも
初めてってことにしておこう。笑
そいじゃ鳥居を潜って境内入りです。
社務所と御朱印と中之嶽ドライブイン
境内に入ると正面には社務所。
各種ご祈願、御朱印の受付はこちら。
通常朱印に百年印、特別朱印、
運気上昇 龍朱印ってのもあるみたい。
記念朱印もあるようですよ。
御朱印集めをなさっている方は是非♪
向かいには中之嶽ドライブイン。
神社が経営するドライブインで
お土産の購入やお食事ができます。
昭和の香り漂うレトロな店内で、
おうどんやお蕎麦などの他に
名物のみそおでんも食べられますよ。
参拝の際は併せてお出掛けを(‘◇’)ゞ
妙義山と"日本一のだいこく様"
中之嶽ドライブインの向かいには、
本記事の冒頭で軽く触れた
日本一のだいこく様がドーンと鎮座。
平成17年に完成、奉納。
大黒様と言えば小槌ですが、
ここの大黒様は剣を持つ珍しい姿で
病や厄、悪霊を祓い福を招く・・・
と、言い伝えられています。
高さは20メートルと
ビル7階建て相当に匹敵する高さ。
重さはなんと8.5トン。
金ピカってところが
なんとも冗談ぽくて(・∀・)イイ
写真だとわかりずらいですが
実物はとにかくバカでかいです。
少し引いて家屋と比べてみよう。
うん、でかい。
更に引いて妙義山と比べてみよう。
さすがに比べ物になりませんが
その存在感たるや・・・。
鳥居より目立つって何事?笑
そのパンチ力と存在感に脱帽だ(´Д`)
参道石段ふもとの"中之嶽大国神社"
"日本一のだいこく様"に満足して
帰路についちゃいけませんよ。
参拝はまだこれから。笑
だいこく様を横目に更に奥へ進むと
中之嶽大国神社の鳥居が鎮座。
鳥居を潜り、橋を渡ると・・・
右手に手水舎が現れます。
うん、貫禄ある立派な手水舎だ。
まずはここで身を清め
清々しい気持ちで参拝しよう。
左手には古神札納所。
祭儀の時はここで
御守りなどの販売もあるのかな?
で、正面には中之嶽大国神社の
社殿(前宮)が鎮座。
甲子(きのえね)大國神社とも呼ばれます。
創建は819年。
甲子大国主命様(だいこく様)を
祀る神社です。
開運・厄除けの神様として
数百年以上の間篤く信仰されています。
見どころは社殿の天井画"祥運の龍" 。
古くから妙義には青龍が住むと言われており
喜びを運んでくると伝えられています。
芸術家・斎灯サトルさんの奉納。
力強く繊細なタッチは必見ですよ。
轟岩が御神体"中之嶽神社"
中之嶽大国神社の北側には
中之嶽神社が鎮座します。
中之嶽神社へは石段をのぼり
向かう訳ですが・・・
なんせ急な石段でね(;´・ω・)
社殿が見えているのに
なかなか辿り着かないって言う。
落っこちないように
注意して上り下り下さいね。
道中、だいこく様を別アングルで。
のぼって来た石段を振り返る。
写真だとわかりずらいですが
実際のぼってみると本当に急勾配。
慌てずゆっくり歩を進めましょう。
石段をのぼり切るとすぐ目の前に
中之嶽神社の社殿が鎮座。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が
祀られています。
御神体は轟岩(とどろきいわ)。
その岩に隣接して
社殿(拝殿・幣殿)が建立されています。
本殿を持たない
珍しい社殿様式となっています。
社殿の背後にあるのが轟岩ね。
岩と社殿がくっついているんだが
中に入れるんだろうか・・・。
ともあれ神秘的で厳かな場所でした。
妙義登山と石門巡り
妙義山は赤城山・榛名山と共に
上毛三山のひとつであり、
奇岩怪岩が多く耶馬渓(大分県)
寒霞渓(香川県)と並び、
日本三大奇勝に数えられます。
特に中之嶽神社のある金洞山の
奇岩群は絶景で有名。
秋の紅葉期は格別ですよ(*´ω`*)
中之嶽から通じる石門巡りコースは
一般の登山者でも入れ、
多くの登山者に親しまるルートです。
第1石門から第4石門をくぐり抜け、
大砲岩やロウソク、ユルギ岩、岩筆頭岩
虚無僧岩、剣の刃渡り、馬の背渡りなどの
奇岩を巡るルートは変化に富み
とても楽しい登山道です。
ちなみに西毛地区の小学生は
林間学校だっかた遠足だったかで、
妙義登山に来るんだぜ。
今考えると小学生にこの岩場は
ちょっと危険すぎると思うんだ( ゚Д゚)
場所によりスゲェ怖かったのを覚えてる。
お時間にゆとりのある方は是非、
参拝と共に妙義登山も楽しんでみては。
超絶パワースポットでご利益を
群馬を舞台とする走り屋の漫画
頭文字D(イニシャルD)では、
妙義ナイトキッズの
ホームコースとして登場( ・ㅂ・)و ̑̑
上毛かるたの"も"の札でも詠まれ
日本三大奇勝としても名を馳せる妙義山。
その中腹に鎮座する"剣持だいこく"には
もはや縁起しか感じられません。
ご利益ありげな金色の彼に元気とやる気、
更には金運も頂いちゃいましょう。
話のネタにもなるし
某SNS映えにも最適だと思うんだ。笑
秘境 グンマーの超絶パワースポット。
是非、参拝してみては(。・Д・)ゞ
これにてまとめとさせて頂きます。
長々とご精読ありがとうございました。
妙義山 中之嶽神社について
妙義山 中之嶽神社(なかのたけじんじゃ) | |
所在地 | 群馬県甘楽郡下仁田町大字小坂1248 |
問い合わせ | 0274-82-3752 |
受付時間 | 電話受付 10:00~16:00 |
公式サイト | nakanotake.com |
駐車場 | 有り(無料) 県立妙義公園大駐車場 バス30台 / 普通車500台 (水洗トイレ障害者用有) |
アクセス | ■お車でお出掛けの場合 上信越道 松井田妙義I.Cから10km,15分 上信越道 下仁田I.Cから18.5km,25分 ■電車でお出掛けの場合 JR信越線 磯部駅からタクシーで25分 上信電鉄 下仁田駅からタクシーで25分 |
地図 |
秘境グンマーシリーズ
"妙義山 中之嶽神社"以外にも
県内には秘境グンマーが目白押しです。
まとめてみたので併せてお読み下さい。
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