昔々の江戸時代中期のこと。
宿場町となった新町に
於菊と言う名の美しい娘がおりましてね。
重い病にかかり、悩み苦しんだ末に
稲荷神社に救いを求めたそうな。
深く深く信心を続けたところ
不思議とすっかり病は治り。
その後、於菊は夢で
「今後は人々の為に尽くすように」
とのお告げを受けて稲荷神社の巫女となり。
作物の出来具合や人の吉凶・・・
失くし物の有りかなど様々な事を言い当てて。
「困り事は稲荷の於菊に聞け
於菊の稲荷に参ろう」と。
それからのこと稲荷神社は「於菊稲荷」と
呼ばれるようになったそうですよ。
困り事ばっかりなもんで
於菊さんに聞いてもらおうと、笑
高崎市新町に鎮座するお社さんの
於菊稲荷神社へ参拝に行ってきた٩( ‘ω’ )و
冒頭の於菊さんのお話とは別に、
白いキツネが助けてくれることから
「おたすけ稲荷」とも呼ばれています。
そんな神社の由来以上に
名を馳せるのが「御朱印」の存在。
各所で「可愛い」と話題になっています。
御朱印集めをしてない自分でも
ここんちのはちょっと欲しい。笑
そんな御朱印のお話はまた後程ね。
ささ、於菊稲荷神社の参拝記を
以下に綴っていこうと思います(•’ ‘•)و✧
この記事の目次
神社の場所とアクセス方法
神社の場所は群馬県高崎市新町。
JR高崎線 新町駅の北口、
新町商店街の少し北側に鎮座します。
お隣りには新町第一小学校、
その向こうには新町中学校。
古き良き街 新町の住宅街の一等地だ。
最寄り駅は言うまでもなく新町駅で
駅から850m、徒歩で10分ちょっと。
新町駅から神社を目指せば
道中には美味しいお店がそこかしこ。
足止めをくらって仕方ない(‘ω’)
それらのお店を振り切って進み、
新町ひなまつりのメイン会場である
「新町行在所」の脇の道を北側へ。
程なく進めば右手に
それらしき鳥居が見えてきます。
目的地に到着!
鳥居を潜り境内へ潜入です。
駐車場
・・・と、潜入前に駐車場について。
ひとつめは神社の北側。
こんな感じの砂利の駐車場。
なお、駐車料金は無料です。
ありがたやありがたや(*´ω`*)
こんな感じの駐車場。
その隣りには軽自動車専用のもの。
境内にも停めていいのかな?
参道あたりに停めている車が
チラホラと見受けられました。
なお、周辺は小中学校の通学路。
朝の時間帯は通勤の車で渋滞します。
こども達の安全や事故防止の為、
駐車場のご利用は8時30分から。
参拝の際はご注意下さいね。
境内の様子
ささ、前置きが長くなりましたが
境内の様子を見ていきます。
現在地は写真右下の「出入口」。
そこから社殿までL字に参道が伸びます。
参道の鳥居と神社旗
参道は鳥居が軒を連ねます。
この鳥居の感じね、
稲荷神社 稲荷神社してる。
潜ってきた鳥居群をパシャ。
L字になってるのがわかるかな?
鳥居は奉納されたもののよう。
よく見てみるとお名前が入ってるんだ。
一基 10万円。
奉納期間は奉納日より約20年。
神社旗も奉納されたもののよう。
こちらは初穂料 3,000円。
ほう、その位なら・・・(*‘∀‘)笑
願いを込めて神様に感謝の心を。
一層のご加護を受けてみては。
水屋 手水鉢石
鳥居を潜って社殿を目指すと
左手には水屋(手水舎)が見えてきます。
高崎市文化財指定。
文政6年(1823)に新町の人々の
浄財により創建さたもの。
水屋の彫刻は精巧を極め、
水鉢の「冰香」の筆跡は
四大詩人 大窪詩仏(おおくぼしぶつ)に
よるものだそうですよ。
ちょっと存じ上げませんが
凄い人だと言うことは理解した。
参道のキツネの絵が可愛い
水屋で身を浄めたら
もう少し鳥居を潜って社殿へ・・・
向かう参道には
可愛らしいキツネの絵(*´ω`*)
コンクリートに掘ってあります。
ほっこりするわぁ・・・。
持って帰りたくなる (*ノωノ)
追いかけるように歩を進め
社殿を目指します。
社殿前には守り神のキツネ様。
参道の絵とは異なり威風堂々と・・・。
於菊稲荷神社 社殿(本殿)
2017年に竣工された新社殿。
とても綺麗で気品に溢れます。
自動ドア完備って言うね。凄
ともあれしっかりと
拝礼させて頂きました(-∧-)
白狐社
社殿の左側には白狐社。
中には白く神々しい
狐様が鎮座していました。
神楽殿
社殿から右手には神楽殿。
比較的新しい新社殿とは異なり
こちらは歴史を感ず佇まい。
白狐塚・太子堂
社殿の右横には白狐塚。
なんとも言えない雰囲気ね。
つままれそうだ(;´・ω・)笑
白狐塚の横には太子堂。
聖徳太子をお祀りしているそうです。
太子が建築に関する諸職を
定めたという説から、
建築の守護神また木工の守護神として
新町地域の大工さんや建具屋さん等、
建築に携わる方に崇拝されています。
車祓い
社殿の裏側には車祓い。
ここにもキツネの彫り物が♡
要チェック下さいね。
社務所
社務所は社殿と神楽殿の間。
御守りの販売やおみくじ、
各種御祈願の受け付けはここです。
LINEスタンプもあるんですね。
イマドキだなぁ(;´・ω・)
於菊稲荷神社の御朱印
なお、気になる御朱印ですが
社務所にていただけます。
社務の受付時間は、
午前 9:00~12:00、午後 1:00~4:00。
通常の御朱印と同時に
季節、行事に合わせた限定御朱印もあり。
冒頭でも述べた通り可愛いでしょ。
集めてなくとも欲しくなる。
オリジナルの御朱印帳も
めちゃんこ可愛かったんだ(*´з`)
さて・・・どうしよう。笑
ともあれ限定御朱印などの情報は、
神社の公式ツイッターなどで
アナウンスされています。
@okikuinari ←ここからチェック!
この他の於菊稲荷神社の見どころ
ざっと境内を見て回りましたが、
この他にも見どころがあり。
特に気になったのは
北側の駐車場の所にあるこの家ね。
神社と同じ敷地内にあるので
何か関係があるのだろうか・・・。
写真で見てもわかるように
兎に角わちゃわちゃしているんだ。
お子様と一緒なら
きっと目を光らせることと。笑
ツッコミどころ満載だ(=゚ω゚)ノ
境内は広すぎず狭すぎず、
ちょうど良いサイズ感。
小さなお子様と一緒でも
飽きる前に参拝可能です(*‘∀‘)
おたすけ稲荷のと呼ばれる由来
ちなみに冒頭で軽く触れた
「おたすけ稲荷」の由来をば。
戦国時代(天正10年)神流川合戦の際、
白いキツネが現れて
北条氏が勝利を収めたそうな。
その御神得に感謝して
この地に社を構えた・・・とか。
目には見えない稲荷の大神様と
於菊さんにご利益を。
目で見て可愛い御朱印に
一期一会の縁を。
新町にお出掛けの際は是非ご参拝を♪
こんな可愛いキツネなら
つままれても良いと思う(-´∀`-)笑
於菊稲荷神社について
於菊稲荷神社(おきくいなりじんじゃ) | |
所在地 | 群馬県高崎市新町247 |
問い合わせ | 0274 -42-3303 |
社務受付 | 9:00~12:00|13:00~16:00 |
開門時間 | 随時(夜間は控えましょうね) |
公式サイト | 於菊稲荷神社 |
アクセス | ■お車の場合 関越道 上里I.Cから15分|高崎玉村I.Cより15分 上信越道 藤岡I.Cから10分 北関東道 前橋南I.Cから15分 ■電車の場合 JR高崎線 新町から850m |
地図 |
食べておくべき新町グルメ
新町銘菓 みそまんじゅう「酢屋製菓」

新町銘菓 たいこ焼「とみや菓子店」

王様のおやつのラスク「ガトーフェスタハラダ」

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