群馬県の平野部にやって来た紅葉も
見納めを迎える11月の最終週、
紅葉狩りの締め括りに選んだのが
富岡市の妙義神社です。
群馬県民の必修科目、
上毛かるたの「も」の札で詠まれる
群馬きっての紅葉の名所の妙義山・・・
の中腹に構えるお社さん。
安中市を故郷とする自分においては
母なる妙義の山神様でもあります。
でもね、参拝に出掛けたのなんぞ
幼少期以降は記憶になく。
当時の記憶だってあやふやなもんだから
この度、しっかりと記憶を更新。
紅葉に映える頃合いの妙義神社で
初冬の佳景と戯れてきました。
この記事の目次
妙義神社の概要
妙義山の主峰「白雲山」が御神体。
白雲山の東山麓にあり、
老杉の生い茂る景勝の地を占めています。
創建は「宣化天皇の二年(537)に鎮祭せり」
と社記にあり、
元は波己曽(はこそ)の大神と称し
後に妙義と改められたそうな。
鮮やかな朱色の「総門」
見事な装飾の「唐門」の奥には、
権現造りの豪華絢爛な「本社」があります。
神社の場所
神社の場所は群馬県富岡市妙義町。
あ、富岡だったんだ( ゚Д゚)
ずっと松井田だと思ってた。苦笑
それはさて置いといて・・・
冒頭でも述べましたが
上毛三山「妙義」の中腹に構えます。
写真の妙義山のちょうど真ん中あたりに
「大」の字が見え・・・るでしょ?(強引)
その真下あたりに位置します。
アクセス方法
お車でお越しの場合は、
上信越道 松井田妙義I.Cを降りて
県道213号線を上れば目的地周辺です。
インターチェンジから5分位。
公共機関をご利用の場合は、
JR信越線 松井田駅が最寄り。
駅からタクシーで10分程度です。
駐車場
駐車場は妙義神社 参道入口の
鳥居を通り越して・・・。
(安中市方面からの場合ね)
無料駐車場(道の駅 みょうぎ)
道の駅みょうぎ(みょうぎ物産センター)の
駐車場をご利用下さいとのこと。
料金は無料となっています(*‘∀‘)
大型は8台、普通車は89(身障者用3)台
駐車可能なようですよ。
沢山停めることが出来るので
まず駐車場難民の心配はない・・・かなと。
道の駅みょうぎの営業時間は
9:00~17:00のよう。
妙義町で生産された新鮮な農林産物や
妙義ならではの物産を販売しています。
妙義の四季を感じさせる「山菜天ぷら」や
香り豊かな「舞茸ごはん」が人気の
食堂も併設していますよ(‘◇’)ゞ
サイクルラックやトイレも完備。
よっしゃ次回は・・・(以下略
最寄りの駐車場(東雲館)
なお、有料になりますが
最寄りの駐車場は参道内に有り。
東雲館さんが管理をしているようです。
料金は一回100円と良心的なので
こちらもご活用下さいませ。
第一鳥居
道の駅みょうぎに車を停めて
妙義神社を目指します。
道の駅から写真に映る鳥居までは
50メートル位・・・かな?
妙義山を背に立派な第一鳥居が鎮座。
鳥居界隈にはお土産屋さんが多々。
お金持ちは妙義の経済を
回していけばいいじゃん(*‘∀‘)ニヤニヤ
参道
第一鳥居を潜ると
緩やかな傾斜の参道が真っ直ぐ。
美しい紅葉に足止めを食らってね
なかなか前に進めないんだ。
総門
緩やかな傾斜を程なく進むと石段が・・・
その奥には門らしき建物が。
関東一の壮大さを誇る、
鮮やかな朱色に染まる総門。
高さは12メートルだそう。
三間二間単層切妻道の
その比なき大規模な門で、
もとは白雲山石塔寺の仁王門。
国指定重要文化財です。
境内側から参道をパシャ。
群馬らしからぬ京都感。
妙義神社の大銀杏
総門を潜ると左手に
大きな銀杏(イチョウ)の木。
今まさに見頃の候、
鮮やかな黄色が素晴らしい。
風に揺られて葉が舞う風情。
最高かっ(*´ω`*)
群馬の運動会では
赤城団・榛名団・妙義団に別れ。
赤城団は赤のハチマキを、
榛名団は緑のハチマキを巻き。
妙義団は黄色のハチマキになります。
ともなればその黄色は
この銀杏が由縁だとか・・・。
(勝手にそう思っただけです。笑)
妙義神社 境内案内図
(クリック or タップで拡大します)
ちなみに妙義神社 境内は
こんな感じになっています。
下側の第一鳥居から総門を潜り
「現在地」ナウ(死語)。
ここから上に向かって進み
時計周りで下って来る行程です。
銅鳥居
総門から石段を上り
程なくすると銅鳥居が現れます。
歴史と信仰を語る青銅の大鳥居。
県重要文化財となっています。
老杉と共にまこと見事な佇まい。
ちなみに鳥居の足もとには
立派な装飾が施されています。
出掛けて見てのお楽しみ。
参拝の際はそこもチェック(‘◇’)ゞ
手水舎・厳島社・波己曽社(はこそしゃ)
銅鳥居を潜ると右手に手水舎。
工事をしていたんだ。
その奥には厳島社と
波己曽社(はこそしゃ)が並びます。
厳島社が朱い社の方ね。
で、波己曽社が正面。
旧本社と伝えられており
三百数十年前に建造されたと推定されます。
県指定重要文化財だそう。
男坂一六五段
銅鳥居の正面には太鼓橋があり。
橋を渡りて本社へ向かいます。
本社へは男坂一六五段と女坂の
2パターンで攻められます。
写真 正面の石段が男坂、
その横の右方向へ延びるは女坂。
坂の内容は名前から察して下さい。
男の子だもん、突進あるのみ。
写真だと分かりずらいですが
意外と急勾配なんだ(*´Д`)
上り切った所から下界をパシャ。
遠くに見えるのは榛名山かな?
隋神門
男坂一六五段の終端には
朱色の隋神門がお姿が。
唐門
その隋神門を潜りて右手には
見事に装飾された唐門が鎮座。
いやま、立派だわぁ。
唐門から眼下を眺めると
銅鳥居や波己曽社が。
高低差が分かりますね。
唐門を潜って裏手から・・・
妙義神社の天辺に到着です。
本社(本殿・弊殿・拝殿)
唐門から正面に構えるのが本社。
写真の左が唐門で右が本社ね。
黒漆塗り、権現造りの豪華絢爛。
妙義の紅葉と相まって
豪華絢爛に拍車が掛かります。
上毛の日光と言われる見事な彫刻。
柱の金箔の龍や羽目板壁の鳳凰ね、
煌びやかにも程がある。笑
紅葉に映える妙義山の借景。
とんでもなくご利益がありそうだ。
金ぴかの妙義神社、
贅を尽くした感満載だ(‘Д’)
なお、本社の後ろ側には
天狗社があったようですが・・・
見逃してしまったんだ。涙
次回参拝の際は必ず!
影向岩・水神社・愛宕社
本社を彩る素晴らしき紅葉。
絶景を横目に脇の朱門から
下山を開始します。
女坂からお越しの方は
この門が本社への入口かな?
道中には影向岩や水神社、愛宕社など
見どころが多々あるんですが、
ちょっと長くなりそうなので割愛。笑
ご参拝の際はそこいらも
チェック下さいね。
妙義山 登山道入口
なお、女坂の途中には
妙義山 登山道入口がございます。
大の字・白雲山頂コース。
上級者コースのようですよ。
今回は登山装備はなく。
これより先は断念しときました。
余談ではありますが その昔、
小学校の遠足で妙義山に登った記憶が・・・。
大砲岩とか鎖場とかね、
ビクビクしながら辿ったんだ。
険しい岩山に挑む小学生、
クレイジーだと思わんかね?
秘境に住むなら
この位の覚悟が必要なんだ(‘Д’)クワッ
女坂
逸れた話を元に戻して女坂。
帰路はこちらからにしてみた。
急勾配な男坂に比べ
女坂は比較的なだらかな坂道。
表情も傾斜も異なります。
お好きな方を選んで下さいませ。
社務所(旧宮様御殿)
なお、総門から右手には
社務所(旧宮様御殿)がございます。
写真の階段を上った奥ね。
群馬県指定天然記念物の
妙義神社のウラジロガシの奥。
富岡市指定重要文化財です。
社務所の入口には天狗様。
天狗社に参拝しなくてゴメンナサイ。
ゴメンナサイ・・・。
授与所・御朱印
社務所のすぐ下側、
総門の脇には授与所があり。
様々な御守りの販売がございます。
天狗様のお札の販売もあり・・・。
ゴメンナサイ・・・。
御朱印の受付もこちらから。
御朱印集めをなさる方は要チェック。
妙義神社のまとめ
「紅葉(もみじ)に映える妙義山」
by 上毛かるた
その謳い文句の通り今回は
ちょうど紅葉の見頃に来れましたが、
境内には立派な枝垂れ桜の木。
なになに、春先に出掛けても
素敵な絵が撮れそうじゃないか(*・ω・)
ともあれ、紅葉が見納めとなれば
年末まで残すところあと僅か。
二年詣りや初詣など
年始のご参拝の選択肢にも良いですね♪
「大」の字の下にある
霊峰 妙義のパワースポット。
四季折々、素晴らしい表情で出迎えます。
是非、お出掛け下さいませ٩( ‘ω’ )و
これにてまとめとさせて頂きます。
長々とご精読ありがとうございました。
妙義神社について
妙義神社(みょうぎじんじゃ) | |
所在地 | 群馬県富岡市妙義町妙義6番地 |
問い合わせ | 0274-73-2119 |
営業時間 | 拝観 9:00~17:00 |
定休日 | 無休 |
公式サイト | myougi.jp |
アクセス | 信越線 松井田駅からタクシーで10分 上信越自動車道 松井田妙義I.Cから車で5分 |
地図 |
併せて出掛けたい近くの観光スポット
上毛かるたの「う」・・・「碓氷峠の関所跡」
紅葉の秋景「めがね橋」と「アプトの道」
紅葉のコントラスト「碓氷湖」
鉄道のテーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」
群馬と長野の県境跨ぎ「熊野皇大神社」
横川名物「おぎのや」さんの峠の釜めし
コメント